診療内容
内科
風邪やインフルエンザなどはもちろん、高血圧、高脂血症、糖尿病、痛風などの生活習慣病の診断・治療などを行っております。生活習慣病は症状が無くても病状は進行していきますので、早目にご相談ください。
呼吸器内科
肺炎、非結核性抗酸菌症、急性気管支炎、気管支拡張症、 間質性肺炎、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(肺気腫、慢性気管支炎)、気胸、睡眠時無呼吸症候群などの治療をおこなっています。
ぜんそく
気管支喘息と呼ばれ「笛声喘鳴(てきせいぜいめい)をともなう発作性の呼吸困難」を起こす病気です。 笛声とはヒューヒュー、喘鳴とはゼーゼーという呼吸の際に起こる音のことです。 喘息の一般的治療は、まず
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アレルゲンの発見とその除去(環境整備)
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心身の活動性を健康な人と出来るだけ同じように維持すること(活動性維持)
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必要な薬を上手に使用すること(薬物療法)です。この3つをバランスよく行うことが大事です。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)
長年のタバコの影響で肺や気管支がダメージを受けた結果、慢性的な咳や息切れが起こる病気です。
ご自身はタバコを吸わなくても、家族が吸っているタバコの影響で症状が出ている方もおられます。
気になる場合は胸部レントゲン検査、胸部CT検査、肺機能検査などが診断に役立ちます。
吸入治療を行うことで症状がぐっとやわらぐことも少なくありません。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
主な自覚症状
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いびきがうるさい
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途中で目が覚める
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起床時に頭痛がする
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日中に眠くなる
SASを発症する要因は主に2つ。ひとつは閉塞型で、喉の周辺における空気の通り道が塞がることで呼吸が一時的に停止する状態です。原因としては、首の周囲に脂肪がたくさんついている、舌や扁桃、口蓋垂が大きい、あごが小さい、といったことが考えられます。このほか、アルコールの摂取や喫煙、睡眠薬の服用なども影響します。 もうひとつは、呼吸中枢の異常です。これは脳からの呼吸指令が出なくなる状態です。この場合、肺や胸郭、呼吸筋、末梢神経に異常はみられませんが、呼吸指 令が出ないことで無呼吸になります。
いびきのほか、中途覚醒、不眠、疲労感、日中の強い眠気、起床時の頭痛などがみられたらSASの疑いがあります。症状をそのまま放置すると、高血圧や不整 脈、糖尿病、脂質異常症、心不全、脳卒中、うつ病などを引き起こす原因にもなりますので、いびきがうるさいと言われた、疲労感がある、日中に強い眠気が生じる、不眠である、朝起きると体が重たいといった症状のある方は、一度ご相談ください。